気になるAI動向を、分かりやすく
2026年9月29日、OpenAIは開発者向けイベント「DevDay 2026」を開き、公式のまとめページに25項目の発表を並べました(本文の書き出しは「20を超える重要な発表」です)[1]。中心は3つです。常時稼働のエージェント「dots」、新モデルGPT-6.1 Solと高速モードUltrafastの価格と速度、そしてChatGPTを職場の共同作業の場に変えるSpaceやチームタスクです。
ただし、使えるかどうかは、プラン・地域・提供段階で大きく分かれます。さらに、日本語のまとめページには、英語の原文や一次ソースと数字・条件が違う箇所が8つありました。たとえばGPT-6.1 Solの価格は、日本語版が「Astraの4分の1」、英語版と料金表は「5分の1」です。この記事では、英語版と一次ソースの43ページを保存して突き合わせ、次の順で整理します。
- 25項目の全体像
- dots ── 専用のクラウドPCで働き続けるエージェント
- GPT-6.1 Sol・Ultrafast・Pro 500 ── お金と速度
- 職場で使うもの ── Space・チームタスク・Slack・Meetings
- 開発者向けの発表
- 日本語版と英語版の食い違い
- 使う前に確かめること
01 25項目は、公式の5つの見出しに分かれる
公式のまとめページは、発表を5つの見出しに分けています。項目数は、新しい働き方が4、CodexとAPIが7、プラグインが4、人とAIの協働が7、サブスクリプションが3です[1]。
発表の冒頭で、OpenAIはChatGPTを「人とエージェントが協働できる共通の場」として開き、開発者が組み込む新しい体験を毎週12億人の利用者に直接届けられると説明しています[1]。日本語版は「合計12億人のユーザー」で、「毎週」が落ちています。
「発表」の中には、発表日より前に出ていたものも含まれます。Codex CLIの音声会話、エージェントの管理画面(変更履歴では「agent command center」)、worktreeの標準有効化は、変更履歴では9月22日公開の0.156.0にあります[11]。Agents APIも、公開ベータは9月10日からです[5]。この記事の日付と条件は、2026年9月30日の朝に取得した公式ページによります。公式ヘルプも「DevDayで発表した機能を順次展開している」と注記しており、お手元のアカウントにはまだ出ていない機能があります[3]。
02 dots。専用のクラウドPCで働き続けるエージェント
エージェントとは、目標を伝えるとAIが自分で手順を組み、アプリを操作して仕事を進める仕組みです。dotsはそのChatGPT版で、1体ごとに専用のクラウドコンピューターとブラウザを持ち、会話と会話のあいだも作業を続けます[2][3]。GPT-6 Astraで動き、プラグイン経由で4,000を超えるアプリにつながるとされています[2]。dotのコンピューターは、いつでも開いて作業の中身を確かめられます[2]。
OpenAIが社外の例として挙げたのは、初期テスターのdotが、出版社への請求書を出し忘れていることに気づき、請求書を用意して、本人の承認後に送った話です[2]。話しかける場所は、ChatGPTのデスクトップ・Web・モバイルと、SlackやTeamsです。ただし、dotを作れるのはデスクトップアプリかデスクトップのWebだけで、モバイルでは作れません[2][3]。
使える条件
- Pro:EEA(欧州経済領域)・スイス・英国を除く市場です。日本は、この除外に入っていません[3]
- Business Premium:対応するすべての地域です[3]。通常のBusinessとの違いは、この記事で確認した範囲では説明が見つかりませんでした
- Enterprise(EduとHealthcareを含む):ベータです。管理者が有効にしたときだけ使え、初期状態はオフです[2][3]
- 18歳以上が対象で、提供は順次です。手元に出るまで数日かかることがあります[3]
- 費用:最初の1体は、ProかBusiness Premiumの料金に含まれます。dotとの会話は使用上限に数えず、dotがCodexやChatGPT Workで始めたタスクは通常どおり数えます[2]。ヘルプには「今後1か月はdotsの使用を使用枠に数えず、その後の条件は改めて案内する」とあり、1か月後の条件はまだ公表されていません[3]
安全装置は、ヘルプで5層に分けて説明されています[3]。
Custom Rulesでは、ある操作を「確認なしで実行/事前承認があれば実行/実行前に確認/人に引き渡す」のどれにするかを決められます。最も重い操作(パスワードの変更・送金)は、人が引き取る決まりです。Custom Rulesでも、中核の安全要件(たとえばパスワード変更の引き取り)は外せません[3]。
使う前に知っておきたい5点
- 個別の記憶は、見ることも、消すこともできません。1件だけ直したり消したりする方法はなく、消すにはdotごと削除(リセット)します。リセットで消えるのはdot自身の記憶・会話・予定で、dotが作ったファイルやCodexのスレッドは残ります[3]
- アプリの接続を外しても、取得済みの情報は消えません。新しい取得が止まるだけです[3]
- 何も頼んでいない間も、dotは接続したアプリを読みます。「プロアクティブ・リサーチ(proactive research)」と呼ばれ、そこから記憶も作ります。この調査は読み取り専用で、メッセージの送信・アプリの内容の変更・ブラウザやPCの操作はできません[2][3]
- 学習の設定と、人による確認。個人のプランでは、設定「Improve the model for everyone」がdotの会話や作業を学習に使うかを決めます。Business・Enterprise・Eduは、初期設定では学習に使いません。学習をオフにしても、安全上の理由など限られた場合には、人が確認することがあります[3]
- dotも間違えます。送信したものなど、あとから取り消せない操作もあります。カードでの支払いは、加盟店のサイトに保存されたカードで行え、承認が必要です(事前承認もできます)[3]
会社向けには「専門dot」も予告されました。dotごとに独自のIDと権限を持ち、調達・請求書処理・メール配信・カスタマーサポート・契約業務といった決まった責任を担うもので、まずは限定的なパイロットです。Microsoft Agent 365との連携も進めています[2]。
03 GPT-6.1 Sol・Ultrafast・Pro 500。お金と速度の話
価格は数字で読むのが早い箇所です。APIの料金ページ(100万トークンあたり。トークンはAIが読み書きする文字数の単位)は次のとおりです[5]。
| モデル | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| GPT-6 Astra | $10 | $1 | $50 | 最上位[2] |
| GPT-6 Astra Ultrafast | $60 | $6 | $300 | 標準の6倍の単価 |
| GPT-6.1 Sol | $2 | $0.10 | $10 | Astraの1/5 |
| GPT-6 Luna | $0.10 | $0.01 | $0.50 | 最も安い |
GPT-6.1 Solの単価は、Astraのちょうど5分の1です(入力は$2対$10、出力は$10対$50)。OpenAIは、Astraに近い知能を5分の1の価格で届けると説明しています[4]。キャッシュ入力(一度読ませた内容の使い回し)は$0.10で、標準の入力より95%安く、GPT-6 Solの$0.20の半額です[4]。日本語のまとめページは「4分の1」と書いていますが、英語版・発表ページ・料金表はどれも5分の1です。
OpenAI自身の評価では、実際のコードベースを使う課題(DeepSWE v1.1)でAstraと同等の成績を約5分の1の費用で出し、業務ワークフローの評価(AutomationBench)ではOpus 5.5を2.2ポイント上回りながら費用は約3分の1、とされています[4]。一方、科学研究の課題(Terminal-Bench Science 0.1)では、最高点は引き続きAstraの68.1%で、最も難しい研究にはAstraを使うよう書かれています[4]。数字はOpenAIの評価で、競合モデルの値は公開されたレポートからの引用です[4]。
前の世代のGPT-6 SolとLunaについては、同じ課題でClaude Opus 5.5と費用・時間を比べた記事があります。
関連記事 | GPT-6 Solの実測はこちらGPT-6 Sol・Lunaとは ──同じ日に出たClaude Opus 5.5と、同じ課題で費用と時間を比べた
→
提供先は、APIの gpt-6.1-sol と、ChatGPTのWorkおよびCodexです。通常のチャットでは、まだ使えません。リリースノートでは「まずProから、Plus・Business・Enterprise・Eduへ順次」とあり、EnterpriseとEduは、管理者がモデルへのアクセスを有効にする必要があります[4][7]。
Ultrafastは、速度を優先する高速枠です。発表は、トークンの生成速度がCodexで最大8倍(毎秒300トークン)、APIで最大6倍と説明します[1](API向けドキュメントの見出しは「最大8倍」です[8])。料金も、速度に見合って上がります。APIのAstraでは、標準の6倍の単価(入力$60・出力$300)です[5]。ChatGPTのWorkやCodexでは、含まれる使用枠を標準の8倍のペースで消費し、クレジット払いは6倍の換算です[8]。
使える人は限られます。APIは全利用者が使えますが、初期の上限は低めです(1分あたり50万〜500万トークン)。ChatGPTではPro 500と、対象のEnterprise・Eduだけで、ほかの個人プランは、クレジットを買っても使えません[8]。APIは、米国のデータ所在地とグローバル処理だけに対応し、EUなど米国以外の地域処理には対応しません[5][8]。GPT-6.1 SolのUltrafastは「近日」です[1][4]。
Proは3段階になった
| プラン | 月額 | Ultrafast |
|---|---|---|
| Pro 100 | $100 | 含まない |
| Pro 200 | $200 | 含まない |
| Pro 500 | $500 | 含む |
Pro 500は、ChatGPT Plusの25倍の使用枠を含む最大のプランで、発売時はWebからのみ契約できます[1][6][7]。すでにPro 200を使っている人には注意点があります。公式が定める基準日の時点(またはその前の7日間)で有効だった契約は、2026年10月29日まで従来の使用枠が続き、その後は少ない枠に移ります。月額は$200のままです。新規のPro 200契約は、最初から少ない枠です[6]。
もう1つ、日付つきの予告があります。GPT-5.5は2026年10月14日に、ChatGPT・ChatGPT Work・Codexの全プランから退役します(APIは対象外です)[8]。
04 職場で使うもの。Space・チームタスク・Slack・Meetings
ChatGPTを「1人で使う画面」から「チームで仕事を進める場」に寄せる発表が、7項目あります。中小企業の経営者に近いのは、この塊です[1]。
| 項目 | できること | 使える条件 | 知っておきたい点 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT Space | チームで共有する作業の置き場。従来の「Library」を置き換える | Pro・Business・Enterprise。モバイルは閲覧と共有だけ。Enterpriseの共有はプレビュー | ページに書いた内容は、権限のある人全員に見える(記憶から引いた個人情報も)。共有前に中身を確かめる |
| Pages | 会話から作る共同編集の文書。グラフや画像も作れ、つないだツールの情報で自動更新もできる | Pro・Business・Enterprise | 共有しても、私的なチャットや記憶は相手に渡らない。ページに書いた内容は見える |
| 共同編集スライド | 会話やテンプレートからスライドを作り、複数人で同時に編集。PowerPoint・Googleスライドに書き出せる | Pro・Business・Enterprise。「今後数週間で」提供。まだ使えない | 日本語版のまとめページは、提供済みのように読める |
| チームとチームタスク | 同僚を「チーム」にまとめ、定期業務をスケジュールや新着メールをきっかけに実行する | Business・Enterprise | 新しいメンバーは、過去の実行結果とファイルをすべて見られる。参加リンクは、オーナーの承認が要らない |
| Slack・Teamsの@ChatGPT | チャンネルで呼び出し、議論を計画にまとめたり、バグの調査から修正の提案まで進めたりする | Business・Enterprise・Edu。管理者が設定 | ChatGPTのライセンスがないメンバーも使える。個人アカウントの権限は引き継がない |
| Meetings | 会議を録音して、要点と次の一手をSpaceに保存する。参加するボットは要らない | ProとBusinessのベータ。macOSのデスクトップアプリのみ。Enterpriseは限定のアルファ | 参加者全員の同意を先に取る(アプリは代わりに取らない)。音声は要約ができた時点で削除される |
| 共有プロフィール | 自分のSitesやプラグインをまとめて共有する | 全ての国。Enterpriseは近日 | 初期設定は非公開。公開しても、見られるのはChatGPTにサインインした人だけ |
データの扱いは、BusinessとEnterpriseが初期設定で学習に使わないのに対し、個人のプランは設定に従います[9]。チームで使う前に、ページの中身と、共有先の権限を確かめてください。
05 開発者向けの発表。状態だけ見れば十分な項目も多い
CodexとAPI、プラグイン、企業向けの項目です。経営者の方は、表の「状態・条件」の列だけ見れば十分です[1]。
| 項目 | 内容 | 状態・条件 |
|---|---|---|
| Codexクラウド | 自分のPCが眠っていても、クラウド上の環境で開発タスクを進める。タスクごとに独立した作業場所を持つ | Plus・Pro・Business・Healthcare・Education・Enterprise[1][11] |
| 刷新されたCodex CLI | 音声で指示、エージェントの管理画面、worktree対応、画面の刷新 | 全プラン。音声・管理画面・worktreeの標準有効化は、変更履歴では9月22日の0.156.0から[11] |
| コードレビュー | ChatGPTのデスクトップアプリで、プルリクエストの要約・差分・指摘を確認。クラウドでの自動の一次レビューもある | 全プラン。GitHubは一般提供、GitLabはプレビュー[1][11] |
| Codex Security Cloud | GitHubのリポジトリ全体を、指定した時・スケジュール・新しいコミットのたびにスキャン。調査・重複の除去・修正案の作成をクラウドで行う | Pro・Business・Enterprise・Edu。ワークスペースの権限・リポジトリの設定・課金の設定が必要で、既存のCodex Security顧客は有償利用の前にオプトイン[1][7] |
| Decisions API | あらかじめ決めた選択肢の中から答えを返す(分類・振り分け・エージェントの次の行動の選択) | 限定プレビュー。数日内に広く公開の予定。API変更履歴にはまだ載っていない[1][5] |
| Agents API+コンピューター操作 | Codexの仕組みをマネージドサービスとして使える。OpenAIが用意したブラウザでエージェントが作業し、サイトへのアクセス承認とログインは、自社のアプリ側で処理する | 公開ベータ(9月10日〜)。コンピューター操作は9月29日に追加[5][12] |
| Bedrock Managed Agents(OpenAI搭載) | AWSの中で完結するOpenAIのエージェント。エージェントごとにAWSのIDと権限で動き、推論もAWS内に残る | プレビュー[12] |
| プラグイン関連4項目 | プラグインにサイドバー・パネル・ファイルの表示画面を持たせる拡張。作成・申請・検索の改善。Sitesへの組み込み。つないだアプリの出来事で自動処理を始めるMCPイベント | 拡張・作成の改善・MCPイベントは全プラン、Sites連携はBusiness・Enterprise・Healthcare・Edu。MCPイベントの仕様は提案中で、MCPの作業部会が検討している[1][13] |
| Private Intelligence | ゼロデータ保持のまま、人が中身を読めない形で自動の安全審査を受ける(顧客が管理するストレージに暗号化して保存)。機密コンピューティングによるPrivate Inferenceも予告 | 前者はAPI向け、後者は「今秋」プレビューの予定。問い合わせ制[1][13] |
| OpenAI Marketplace | OpenAIとの既存の契約額の一部を、承認済みのパートナー製品に充てられる。最初の32社 | 対象の企業顧客のベータ。問い合わせ制。パートナーには直接支払い、OpenAIが契約額を精算する[13] |
Agents API自体は、公開ベータの日に実機で動かして確かめた記事があります。
関連記事 | Agents APIを実際に動かして確認OpenAI Agents API とは何か ──Claude・Geminiに続く「常駐型AIエージェント基盤」を実際に動かして比べた
→
各項目の細かい仕様は、出典欄のリンク先にある公式ドキュメントが正です。
06 日本語版と英語版の食い違い8か所
日本語のまとめページ(2026年9月30日の朝に取得)と、英語の原文、リンク先の一次ソースを突き合わせると、次の8か所で食い違いがありました。日本語ページだけを読むと、価格や提供状況を取り違えます。この記事は、英語版と一次ソースに従っています。
| 項目 | 日本語版 | 英語版と一次ソース |
|---|---|---|
| GPT-6.1 Solの価格 | Astraの標準料金の「4分の1」 | 「5分の1(a fifth)」。料金表は、Astraの入力$10・出力$50に対して、6.1 Solは$2・$10[1][4][5] |
| 共同編集スライド | Pro・Business・Enterpriseで利用できる(提供済みに読める) | 「今後数週間で」提供。Spaceの公式ページも「近日(coming soon)」[1][9] |
| Codex Security Cloud | 「すべてのCodexユーザーが利用できる」 | Pro・Business・Enterprise・Eduのデスクトップとweb。リリースノートは、ワークスペースの権限・リポジトリの設定・課金の設定が必要で、既存顧客は有償利用の前にオプトインと書く[1][7] |
| dotsの対象 | Pro・Business Premium・Enterpriseで利用できる | 対象市場のProとBusiness Premium。Enterprise・Edu・Healthcareは、管理者が有効にした場合のベータ(初期オフ)。ヘルプは、ProはEEA・スイス・英国を除くと書く[1][2][3] |
| ChatGPTでサインイン | サインインの話だけ(名前・メール・プロフィール写真) | 加えて、16のパートナー(Devin・Notion・Vercel・T3・OpenClaw・Dactylなど)でChatGPTの使用枠を使え、上限も設定できる。使用枠の共有は、Plus・Proが対象の限定プレビュー[1][7][10] |
| Ultrafastの条件 | API・ChatGPT Work・Codexで利用できる(プランの条件なし) | ChatGPT WorkとCodexはPro 500とEnterpriseのプラン。「毎秒300トークン」「GPT-6.1 Solは近日」の記載もある。ドキュメントでは、他の個人プランはクレジットを買っても使えない[1][8] |
| ChatGPTの利用者数 | 「合計12億人のユーザー」 | 「毎週12億人(1.2B weekly users)」[1] |
| GPT-6.1 SolとUltrafastの提供状況 | 「[提供状況を追加]」という記入待ちの文字が残っている | 英語版には、提供先を書いた文がある[1] |
食い違いの原因は分かりません(翻訳した時点の差か、訳の抜けか)。日本語ページはこれから直る可能性があるので、この表は2026年9月30日の朝の状態です。
07 使う前に確かめること
導入を検討する前に、次の7点を担当者と確かめてください。
- 自分のプランと地域で、その機能が出ているか。dotsはPro(EEA・スイス・英国を除く)とBusiness Premiumです。Space・Pages・チームタスク・Meetingsも、対象のプランと、順次展開の途中であることを見ます[3][7]
- データの扱い。個人のプランは、学習の設定がdotの会話にも効きます。Business・Enterprise・Eduは、初期設定では学習に使いません。学習をオフにしても、限られた場合に人が確認することがあります[3][9]
- 接続するアプリと権限を、最小にする。プラグインの権限は、dot・ChatGPT・ChatGPT Work・Codexで共有されます。Custom Rulesで「メールは送らない」のような線を先に引きます[3]
- 共有する前に、中身を見る。Spaceのページに書いた内容と、チームタスクの過去の実行結果は、権限のある人全員に見えます。新しく入ったメンバーにも、過去の分が見えます[9]
- 使用枠と費用を確かめる。Ultrafastは使用枠を8倍のペースで消費します。アプリにクレジットの使用を許可し、自動購入もオンにしていると、使用枠を超えた分が自動で課金されることがあります。アプリごとの週間の上限は、Settings > Usageで設定できます[8][10]
- 日付を控える。GPT-5.5の退役は2026年10月14日、Pro 200の従来の使用枠は10月29日まで、共同編集スライドは「今後数週間」、Decisions APIは「数日内」、Private Inferenceは「今秋」です[8][6][1]
- 会議の録音は、参加者全員の同意を先に取る。Meetingsのアプリは、同意を代わりに取ってくれません[9]
全25項目を、状態で並べ直すと
| 状態 | 項目と読み方 |
|---|---|
| 提供中(順次展開を含む)(18) | dots、GPT-6.1 Sol、Ultrafast、Codexクラウド、Codex CLI、コードレビュー、Security Cloud、プラグイン拡張、作成・申請・検索、Sitesとの連携、MCPイベント、Space、Pages、チームタスク、Slack・Teamsの@ChatGPT、共有プロフィール、ChatGPTでサインイン、Pro 500順次展開のものは、自分のアカウントに出ているかの確認が先です。 |
| ベータ・プレビュー(4) | Decisions API、Agents API、Bedrock Agents、Meetings仕様や条件が変わりえます。業務に組み込む前に、条件を確かめます。 |
| 近日(1) | 共同編集スライド時期は「今後数週間」です。日付が決まるまで、計画には入れません。 |
| 問い合わせ制(2) | Private Intelligence、OpenAI Marketplace契約や申し込みが必要で、価格は公表されていません。 |
発表の数より、自分のプランと地域で出ているか、いつ条件が変わるかを先に確かめる。
ChatGPTやAIエージェントの使いどころを相談したい方へ
電脳技巧集団(AI職人ギルド)は、AI駆動で業務システムをつくっています。どのプランで何を使うか、自社の作業に当てはめて棚卸しするところから相談できます。お問い合わせはこちら
出典・注記
- OpenAI「DevDay 2026 Recap」(2026-09-29。英語版が原文) https://openai.com/index/devday-2026-recap/ https://openai.com/ja-JP/index/devday-2026-recap/
- OpenAI「Introducing dots」「How we build safety, security, and privacy into dots」(いずれも2026-09-29) https://openai.com/index/introducing-dots/ https://openai.com/index/how-we-build-safety-security-and-privacy-into-dots/
- OpenAI Help Center「Getting started with your dot」「Dots privacy, security, and safety FAQs」 https://help.openai.com/articles/20001530 https://help.openai.com/articles/20001529
- OpenAI「Introducing GPT-6.1 Sol」(2026-09-29) https://openai.com/index/introducing-gpt-6-1-sol/
- OpenAI API docs「Pricing」「Changelog」(2026-09-29) https://developers.openai.com/api/docs/pricing https://developers.openai.com/api/docs/changelog
- OpenAI Help Center「About ChatGPT Pro tiers」 https://help.openai.com/en/articles/9793128-about-chatgpt-pro-tiers
- OpenAI Help Center「ChatGPT — Release Notes」(2026-09-29) https://help.openai.com/en/articles/6825453-chatgpt-release-notes
- OpenAI docs「Ultrafast mode」(API)「Speed」(ChatGPT・Codex) https://developers.openai.com/api/docs/guides/ultrafast-mode https://learn.chatgpt.com/docs/agent-configuration/speed
- ChatGPT「Space」「@ChatGPT in Slack and Microsoft Teams」/ドキュメント「Teams and Team Tasks」/Help Center「The Meetings plugin」「Shareable profiles」 https://chatgpt.com/features/space/ https://chatgpt.com/features/chatgpt-in-slack-and-teams/ https://learn.chatgpt.com/docs/enterprise/team-tasks https://help.openai.com/articles/20001546 https://help.openai.com/articles/20001539
- OpenAI Help Center「Sign in with ChatGPT」「Using your ChatGPT plan in other apps and sites」 https://help.openai.com/en/articles/20001410-sign-in-with-chatgpt https://help.openai.com/en/articles/20001542
- Codexドキュメント「Codex Cloud」「Codex Security Cloud setup」「Code Review」・Codex changelog https://learn.chatgpt.com/docs/cloud https://learn.chatgpt.com/docs/security/setup https://learn.chatgpt.com/docs/code-review?surface=app https://developers.openai.com/codex/changelog
- OpenAI「Introducing the Agents API」・API docs「Computer use」・AWS「Amazon Bedrock Managed Agents, powered by OpenAI」 https://openai.com/index/introducing-the-agents-api/ https://developers.openai.com/api/docs/guides/agents-api/tools/computer-use https://aws.amazon.com/bedrock/managed-agents-openai/
- OpenAI「OpenAI Marketplace」・API docs「ZDR with Private Safety Processing」・Model Context Protocol「Triggers and Events Charter」 https://openai.com/business/marketplace/ https://developers.openai.com/api/docs/guides/private-safety-processing https://modelcontextprotocol.io/community/working-groups/triggers-events
- CAGによる作業(2026年9月30日)。英語版・日本語版のまとめページと、リンク先の発表ページ・ドキュメント・ヘルプ・変更履歴など43ページを、2026年9月30日の朝にブラウザで取得して保存し、本文の数字と提供条件を1つずつ突き合わせました。CAGがdotsやGPT-6.1 Solを実際に動かして確かめたものではなく、公式情報に基づく整理です。ベンチマークの数字はOpenAIの評価で、CAGの検証ではありません。提供は順次で、条件は変わります。









